平均足は、ローソク足の四本値を加工して流れを見やすくした表示方法です。通常のローソク足との違い、計算式、色の変化と実際の注文価格を分けて理解しましょう。
平均足とローソク足の違い
通常のローソク足はその期間に取引された始値・高値・安値・終値を使います。平均足の実体は平均値から作るため、同じ色が続きやすくなる一方、転換の認識が遅れることがあります。表示上の始値や終値をそのまま注文できる実際の価格と考えないことが大切です。
平均足の計算方法
一般的な計算では、平均足の終値=(当期の始値+高値+安値+終値)÷4、平均足の始値=(前の平均足の始値+前の平均足の終値)÷2です。高値は当期の高値・平均足始値・平均足終値の最大、安値は当期の安値・平均足始値・平均足終値の最小を使います。初期値の扱いによる違いにも注意してください。
計算例:元の四本値が100、106、98、104なら平均足終値は102。前の平均足の始値100・終値102なら今の始値は101です。この場合の平均足高値は106、安値は98になります。
色とヒゲから流れを読む
同じ色が続くか、実体が縮むか、反対側のヒゲが伸びるかを観察します。色が変わっただけでトレンド転換を確定せず、通常のローソク足で高値・安値と実勢価格を確認します。レンジでは色が頻繁に変わることもあります。
FX・スキャルピングで使うときの注意
平均足とローソク足のどちらがよいかは、価格を正確に読みたいのか、流れを見たいのかで変わります。短期取引でも平均足による遅れはなくなりません。検証では平均足の加工価格で売買できたと仮定せず、実際の価格と費用で損益を計算してください。

