チャートの基礎を学ぶ

ローソク足の見方

ローソク足は、一定期間の始値・高値・安値・終値を1本にまとめたチャートです。初心者向けに、陽線・陰線、実体とヒゲ、色の意味を順番に読み解きます。

ローソク足は、一定期間の始値・高値・安値・終値を1本にまとめたチャートです。初心者向けに、陽線・陰線、実体とヒゲ、色の意味を順番に読み解きます。

ローソク足とは?四本値と実体の読み方

始値は期間の最初、終値は最後についた価格です。高値と安値はその期間の価格の上限と下限。実体は始値と終値の間の長方形で、そこから高値・安値まで伸びる線がヒゲです。チャートの縦軸は価格、横軸は時間を表します。直近の足は期間が終わるまで形が変わります。

計算例:始値150円、高値152円、安値149円、終値151円なら、実体は150〜151円、上ヒゲは151〜152円、下ヒゲは149〜150円です。1本だけでは、高値と安値のどちらに先に到達したかは分かりません。

陽線・陰線とローソク足の色

終値が始値より高ければ陽線、低ければ陰線です。前日比がプラスかマイナスかとは別の比較です。例えば前日の終値が152円、当日の始値が150円、終値が151円なら、当日は陽線でも前日比では下落しています。

赤・青、赤・緑、白・黒などの配色はサービスや設定によって異なります。赤だから必ず上昇とは決めつけず、凡例と四本値を確認しましょう。見やすい配色は背景とのコントラストで選び、色だけに頼らず実体の上下関係も読みます。中空ローソク足と色の設定では塗りと色の違いを説明します。

株・FX・ドル円チャートで共通する見方

株価もFXも四本値の読み方は共通です。株では取引時間外をまたいだ窓や株式分割などの調整、FXでは配信元と日足の区切りを確認します。ビットコインなどの暗号資産では取引所と表示通貨、金では現物・先物・CFDのどれかを確認し、異なる市場の足を同じ条件で比較しないことが大切です。

当サイトのドル円の推移は日次参照レートの折れ線です。始値・高値・安値のない参照値を、ローソク足やリアルタイム価格として読むことはできません。

形・組み合わせ・時間足を学ぶ順序

まず実体の大きさとヒゲ、次に直前の足との関係、最後に相場の位置を確認します。長い実体はその期間の始値と終値の差が大きいことを表しますが、それだけで次も同じ方向に動くとは限りません。

ローソク足と箱ひげ図・平均足の違い

箱ひげ図は中央値・四分位などデータの分布を表します。ローソク足の実体は始値と終値であり、四分位範囲ではありません。平均足は四本値を加工した足で、表示された実体の端が実際の始値・終値と一致するとは限りません。

英語・歴史と勉強の進め方

英語ではcandlestick chart、陽線はbullish candle、陰線はbearish candle、ヒゲはwickまたはshadowと表現されます。日本の米相場に由来する罫線分析は、本間宗久や酒田五法と関連づけて紹介されています。現在は海外のチャートツールでも利用され、日本だけの表示方法ではありません。

本や学習資料は、四本値の図解、負けた事例、検証条件があるかで選びましょう。名前の暗記だけでなく、過去の足の右側を隠し、予想とその後の値動きを記録すると読み方を確認できます。特定書籍のランキングや利益を約束する「法則」は学習の根拠になりません。

大陽線・大陰線・丸坊主を実体で読む

大陽線・大陰線は、周囲の足に比べて実体が大きい陽線・陰線です。上下にヒゲがない形は丸坊主と呼ばれ、陽線なら始値が安値・終値が高値、陰線なら始値が高値・終値が安値になります。名前と形の対応はローソク足の16項目の図と一覧で確認できます。

ローソク足の歴史と本の学び方

本間宗久を現在のローソク足の発明者と断定する説明には、史料上の問題があります。米相場の分析・酒田足・現在のローソク足を分けたローソク足の起源と歴史を確認できます。図解の基礎から実践書へ進みたい場合はローソク足の本の選び方で、協会資料と出版社の説明を比較できます。

実際の市場別チャートへ進む

ドル円の四本値チャート、ビットコインのローソク足、金のローソク足を確認できます。株価指数は日経平均の現物指数と先物の違いを先に確認し、別の商品の価格を同一視しないようにします。

参考資料

記事内容の誤りに気づいた場合は、お問い合わせからお知らせください。本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。