新高値ブレイク投資は、事前に決めた期間の高値を更新する動きに注目する考え方です。年初来高値・52週高値・直近高値を区別し、突破の確定条件と失敗例を同じ基準で検証します。
新高値をどの期間・価格で決めるか
年初来高値は年の開始からの高値、52週高値は直近52週間の高値です。直近20本の高値などを使う場合は、カレンダーの年とは別の期間です。高値を瞬間的に超えた場合と、終値で超えて確定した場合も分けます。
検証例:前日までの20本の最高値より、当日の終値が高いかを条件にします。当日の高値を含めて基準を後から動かすと、条件が曖昧になります。分割調整や銘柄入替の扱いも揃えましょう。
出来高・地合い・価格の位置
出来高を条件にするなら、例えば前日までの20本平均と当日の出来高を比較する、という形で基準を固定します。条件を変えるたびに別の手法として記録します。株の約定出来高とFXのティック数は同じではありません。
市場全体が上がっているか、一部の銘柄だけが上がっているか、業種に広がりがあるかも別に観察します。騰落レシオと地合いと、個別銘柄の高値更新は異なる尺度です。
失敗するブレイク・年初来安値との違い
高値を超えても、すぐに前の範囲へ戻ることがあります。上昇が続いた成功例だけでなく、突破後の最大逆行、何本後に戻ったか、仮定した費用を記録します。高値更新が企業価値の割安を意味するわけではありません。
年初来安値も、価格が低いだけで反発や割安が確定するものではありません。高値・安値のランキングを、買い推奨と混同しないようにします。上場廃止した銘柄を除いて検証すると、結果が良く見える偏りも起きえます。
フォロースルーデーと再現可能な条件
フォロースルーデーは、相場が下落した後の反発局面で、主要指数が出来高を伴って大きく上昇する日を確認する考え方です。MarketSmith等の方法論では、反発を数え始める日や確認の条件を持ちます。個別株の高値更新とは同じサインではありません。
固定の「必勝の%」を置くのではなく、採用した方法論の条件と期間を記録します。保有期間と銘柄条件、費用と失敗例を含めた検証を併せて確認できます。現在の発生銘柄一覧を作るには、対象市場の価格と出来高のデータが別に必要です。

