チャートの基礎を学ぶ

ボリンジャーバンドの見方

ボリンジャーバンドは、移動平均の周囲に価格のばらつきから求めた帯を描く指標です。1σ・2σ、スクイーズ、帯に沿う値動きを区別し、接触だけで売買を決めないようにします。

ボリンジャーバンドは、移動平均の周囲に価格のばらつきから求めた帯を描く指標です。1σ・2σ、スクイーズ、帯に沿う値動きを区別し、接触だけで売買を決めないようにします。

中心線・1σ・2σの基本

中心線は移動平均、上下の帯は中心線に標準偏差の倍数を加減したものです。TradingViewの基本設定例は20期間、2標準偏差です。1σは標準偏差1つ分の帯を意味し、実際の価格がその内側にとどまる確率を保証するものではありません。

計算例:中心線100、標準偏差2なら、1σの上側は102、下側は98、2σは104と96です。これは架空の値であり、将来の価格レンジの予想ではありません。

スクイーズとエクスパンション

帯の幅が狭くなるスクイーズは、計算期間内の価格のばらつきが小さくなった状態です。拡大する状態はエクスパンションと呼ばれます。スクイーズから幅が広がっても、どちらの方向へどれだけ動くかは帯の収縮だけでは分かりません。

帯の幅を比較するときは期間と倍率を固定し、価格水準が違う銘柄の絶対幅をそのまま比べないようにします。

1σ手法・バンドウォークと逆張り

価格が上側や下側の帯に沿って進む状態はバンドウォークと呼ばれます。上側に触れたら売り、下側に触れたら買い、という判断だけでは、強いトレンドに逆らうことがあります。1σを使う手法でも、足の確定、中心線の方向、撤退条件を明確にします。

スキャルピングでは小さな値幅に対するスプレッドの割合が大きくなります。帯の表示価格で必ず約定できるとは考えず、実際の売値・買値と注文条件で検証してください。

設定と検証で確認する項目

  1. 期間、倍率、平均方式と価格ソースを記録する。
  2. レンジとトレンドを同じ成績にまとめず確認する。
  3. 帯への接触と終値による突破を区別する。
  4. 費用と失敗例を含め、別期間でも検証する。

移動平均線とローソク足の検証も併せて学べます。

参考資料

記事内容の誤りに気づいた場合は、お問い合わせからお知らせください。本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。