相場の仕組みを学ぶ

株の夜間取引・PTSとは

株の夜間取引・PTSは、取引所の通常の立会時間とは別の市場・時間帯で行う取引です。夜間の株価、出来高、注文方法と、翌日の始値が必ず一致するわけではない理由を整理します。

株の夜間取引・PTSは、取引所の通常の立会時間とは別の市場・時間帯で行う取引です。夜間の株価、出来高、注文方法と、翌日の始値が必ず一致するわけではない理由を整理します。

PTS・時間外取引はどこの市場か

PTSは証券取引所とは別の私設取引システムです。同じ企業の株でも、取引所とPTSでは注文の集まり方が違い、価格や出来高が異なる場合があります。米国株のプレマーケット・アフターマーケットも、通常時間とは流動性や注文条件が違います。

「夜間株価」と表示されていても、個別株のPTS、指数先物、海外市場の価格を混同しないことが大切です。まず銘柄、取引場所、通貨、最終約定時刻を確認してください。

取引時間と注文方法は提供会社で確認

市場自体の取引可能時間と、証券会社が顧客の注文を受け付ける時間は一致するとは限りません。例えばSBI証券の公式FAQは、同社の夜間PTSの注文受付と、PTSの価格情報が表示される時間の違いを説明しています。価格が動いて見えても、その会社から新規注文できるとは限りません。

対応する注文種類、数量単位、期限、手数料、信用取引の可否も確認します。日中の指値・成行・逆指値が、夜間でも同じ条件で使えると考えないようにしましょう。

PTSで上がった株は翌日も上がるか

夜間に材料が発表されれば価格が動くことがありますが、翌朝には新たな注文が入り、別の情報も加わります。PTSの最後の価格で取引所が始まるという決まりはありません。少ない数量の約定で大きく動いた価格にも注意が必要です。

翌日の始値を考える際は、夜間の価格だけでなく出来高、取引件数、材料の公表時刻、翌朝の気配を確認します。寄り付き前の板と板寄せの仕組みも関係します。

夜間ランキング・土日の値動きを読む

夜間の値上がり・値下がりランキングは、対象市場と集計時点によって変わります。通常市場の終値、夜間の最終約定、少数約定の参考値を同列に比較しないようにします。土日に個別株の通常市場が閉じていても、別市場の商品やニュースが変化することはあります。

最新のPTS価格・出来高は、利用する証券会社やPTS運営会社の表示で確認します。当サイトは日本株PTSのリアルタイム配信契約を持たず、通常市場のランキングを夜間ランキングとして置き換えていません。

参考資料

記事内容の誤りに気づいた場合は、お問い合わせからお知らせください。本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。